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1944年6月。陸軍歩兵第18連隊、大場栄大尉は日本から2000kmはなれた北マリアナ諸島サイパン島へ送られる。
この重要な軍事拠点である島を死守する使命を持つ日本陸軍43師団守備隊。

圧倒的物量で上陸して来るアメリカ軍。敵に捕まって拷問を受ける事を恐れて絶望した民間人が崖から飛び降り自殺する。

次々隊が全滅してアメリカ軍に取り囲まれた大場は死体に隠れてやり過ごした。民間人、敗残兵が集まる中、生きて帰る為に島中部にそびえる最高峰タッポーチョ山に人々を引率する。
そしてアメリカ海兵隊の掃討作戦に抵抗する。


一方、サイパン島占領宣言を行ったアメリカ海兵隊の中で、日本への留学経験のあるハーマン・ルイス大尉は最後まで戦いアメリカ海兵隊をケムリにまくゲリラ戦を続ける日本人たちの指揮官に興味を持つ。畏敬の念を込めてフォックスと呼ぶようになっていく。
掃討作戦を敢行する中、食料、薬品が尽きながらも諦めず勇敢に戦う日本軍をルイスは感心して彼らにも生きる道がないか模索する。




原作:元アメリカ海兵隊員ドン・ジョーンズ/翻訳中村定
「タッポーチョ『敵ながら天晴』大場隊の勇戦512日」祥伝社 1982年刊行、「タッポーチョ太平洋の奇跡」として2011年文庫にて復刊

「Oba,The Last Samurai Saipan 1944-1945」

【発売中】
ノベライズ:「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-」大石直紀著(小学館文庫)

「戦火のラブレター」(仮題)大場栄はサイパンに送らるまで日中戦争の激しい戦火(1937年~43年)の中におり、日本(愛知県蒲郡市)に残る妻・峯子と約600通ものラブレターを交わしていた。今回発見された熱烈な手紙から、2人の愛情が太平洋の奇跡を創りだしたのでは?と、市民団体「戦火のラブレターを読み解く会」が本に纏めている。大場大尉の人柄を知るには必読の書。


本作のクランクインは2010年5月20日。7月18日までの約2ヵ月間に渡りタイでロケ撮影が行われた。
サイパンでもセカンドユニットによる1週間の実景の撮影が行われている。
撮影は、首都バンコクから車で約3時間のラヨーン県を中心に行われた。
ここは海軍の街でリアル戦闘シーンの撮影が出来て、俳優達は実物の銃を使い、発砲出来ます。リアルに薬莢が飛んでいます。
連日40℃近い灼熱。クランクイン直後に高熱を出して倒れるスタッフ続出。
1日1回のスコール。
虫除けなんて効きませんから、虫さされが大変です!!
キャストの衣装はボロボロの汚さもリアルそのままです!!

撮影は3班体制
○日本語のシーンはアメリカ俳優でも日本の平山監督
○英語のシーンは日本人が英語を喋る場面はアメリカのグラック監督
○VFX・アクション担当(日本側は尾上監督+平山監督)(アメリカ側はグラック監督+尾上監督)

日本、アメリカ、セカンドユニットが一堂にそろう大掛かりなシーンは470人3班勢揃い。
3か国語が飛び交って混沌とした中、監督、スタッフ間では言葉が通じなくても、相手を理解しようという精神的な流れ、つながりを持てたようです。

ちにみに日米以外の国で、日本人の監督とアメリカ人の監督がコラボレートしたのは邦画史上初らしいです。

【感想】
大場大尉は民間人出身ですが、どうして大尉になれたのか不思議です。地理の教師だったと出て来ますが、有能でよほど功績があったのでしょうね。

全体的に盛り上がりに欠けますが、アメリカがあの頑固で誇り高い、強いゲリラ化した日本人を降伏に至らしめた外交戦術には感服です。
武制派のポラード大佐はサイパン戦を終結させようと掃討策に出るも、部下を10数人失い、数の上では負けて、更迭されます。
(今は、イラクではもっと沢山若者を死なせているのですよね。)

後から来たウェシンガー大佐は日本に詳しいルイスの意見を聞いて、降伏させる方向へ持っていく懐柔派。

アメリカの情報収集力。分析力はとても力を注いでいます。
アメリカ人が勝ったのは物質的な理由もありますが、想像以上に分析に力を入れていたのが印象的でした。
日本が負けて行く度に悔しいと思いますが、あちらも敵ながらあっぱれでした。
若者が死んでいく姿は敵味方に関係無く辛過ぎるw

しかし、アメリカ人がなんでこんなに寛大なのか不思議です。オーバーに創りすぎでは無いかと思う程です。
当時の人達が信じられないでいたのは分かる気がします。
まして名古屋師団は中国での過酷な激戦で敵に捕まった兵士の末路を目の当たりにしていますから…。
激戦ばかりの名古屋師団です。

本土は終戦しましたが、取り残された日本人の末路はいつが終戦だったのでしょう。


返還されていない北方領土は終わったと言えるのでしょうか。まだまだ遺骨収集が終わっていない中、亡くなられた方々はどんな気持ちで今の日本人を見ているのかな‥。
と思ってしまいます。
お友達を沢山亡くされた方は若い人を見る度、私らの方がしっかりしていて優秀だったと言います。スミマセン。としか言い返せませんでしたが…。
その方は、上官が素晴らしい人だったから生き残れたと言っていたのが印象的でした。
捕虜になり、本土以外の任務の方々は軍人恩給が出なかったり、戸籍が抹消されていたり、「自分ほど不幸な人間はいない」
と愚痴ばかりでいた所を先生に「五体満足で生きて帰って来て何を言っとるか!!」
と叱られてからて目が覚めたとの体験を聞きました。小さい頃に聞いたお話なのこういう映画を観るとその方を思い出します。
神みたいに素晴らしい人達がどんどん先に亡くなるあの戦争は何だったんでしょう…。

暗い意見を書いてすみません。<(_ _)>

個人的には音楽が良かった(>_<)
スキンヘッドで入れ墨のヤクザが唐沢寿明だったとは…。
役作りで太ったかな?びっくり
竹野内豊が格好良すぎます。(>_<)
唐沢寿明、竹野内豊はいくつになっても素敵ですね。

竹野内豊は5kg減らしたそうです。
小心な愛知女子は戦闘シーンはガクブルでした。((((; Д ))))戦争映画は好きでは無いのですが、知らない事を知るのは好きです。



《キャスト》
竹野内豊:大場栄 大尉(別名:フォックス)
唐沢寿明:堀内今朝松 一等兵(別名:サイパンタイガー)
井上真央:青野千恵子
山田孝之:木谷敏男 曹長
中嶋朋子:奥野春子
岡田義徳:尾藤三郎 軍曹
阿部サダヲ:元木末吉
ショーン・マクゴーウァン:ハーマン・ルイス大尉
ダニエル・ボールドウィン:ポラード大佐
トリート・ウィリアムズ:ウェシンガー大佐
板尾創路:金原 少尉
光石研:永田 少尉
柄本時生:池上 上等兵
近藤芳正:伴野 少尉
酒井敏也:馬場明夫
ベンガル:大城一雄
監督:平山秀幸
脚本:西岡琢也、Gregory Marquette、Cellin Gluck
音楽:加古隆
ヴァイオリン演奏:宮本笑里
製作指揮:宮崎洋
製作:大山昌作、平井文宏、島谷能成、阿佐美弘恭、村上博保、服部洋、大橋善光
エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
シニアプロデューサー:管沼直樹
プロデューサー:飯沼伸之、伊藤卓哉、甘木モリオ、田中敏雄


一回記事が消えてしまい、いじけてつくりました(笑)
訳のわからないコメントになり、申し分けございません…。
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【2011/03/02 09:27】 | 邦画
トラックバック(6) |

今の日本と太平洋戦争
クマネズミ
愛知女子さん、TB&コメントをいただき、ありがとうございます。
なかなか一筋縄ではいかない映画なのではと思います。
「アメリカ人がなんでこんなに寛大なのか不思議」、「オーバーに創りすぎでは無いかと思う程」とありますが、米軍に関する脚本は米国側が作成したことにもよるのでしょう。
ただ、だからといってこの映画の意義が損なわれてしまうわけではないと思っています。
どんな途中経過であれ、あれだけの極限下にもかかわらず、大場大尉以下47名が無事に投降できたわけですし、民間人も多数助かったのですから!
問答無用のテロが横行する現在、こうした映画も一定の意味を持つかも知れません。
なお、wikiの「大場栄」の項を見ればおわかりのように、大場大尉は職業軍人だったようです。
また、東日本大震災ではご心配をおかけしましたが、そのときのことの一部は、3月18日の記事の(2)で触れましたし、また現在の心境は、「ふじき78」さんの3月11日の記事のコメント1で記したとおりですので、お暇な折にでも見ていただけたら幸いです。

Resこんにちは♪
愛知女子
yukarinさん
お世話になっております。
トラックバックとコメントをありがとうございます!
今回の戦争映画は日本に関する話なので是非みたいと思いました。
今、思いましたが、日本は戦争映画少ないですね。
唐沢寿明分の変貌ぶりすごかったですね…。
竹野内豊も他のスタッフさんも今回悪環境の中よく頑張られましたよね。
実際に長く暮らすのはさらに壮絶だったのでしょう…。よくぞ生きてくれていましたよ。(涙)




こんにちは♪
yukarin
最初は唐沢寿明さんだとは気付きませんでした。
今までの役とは雰囲気が違いましたね。
竹野内豊さんも大場大尉役がはまってたように思います。
私も戦争映画は苦手なんですが、日本人として見ておくべきかなと思って観に行きました。

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コメント
この記事へのコメント
今の日本と太平洋戦争
愛知女子さん、TB&コメントをいただき、ありがとうございます。
なかなか一筋縄ではいかない映画なのではと思います。
「アメリカ人がなんでこんなに寛大なのか不思議」、「オーバーに創りすぎでは無いかと思う程」とありますが、米軍に関する脚本は米国側が作成したことにもよるのでしょう。
ただ、だからといってこの映画の意義が損なわれてしまうわけではないと思っています。
どんな途中経過であれ、あれだけの極限下にもかかわらず、大場大尉以下47名が無事に投降できたわけですし、民間人も多数助かったのですから!
問答無用のテロが横行する現在、こうした映画も一定の意味を持つかも知れません。
なお、wikiの「大場栄」の項を見ればおわかりのように、大場大尉は職業軍人だったようです。
また、東日本大震災ではご心配をおかけしましたが、そのときのことの一部は、3月18日の記事の(2)で触れましたし、また現在の心境は、「ふじき78」さんの3月11日の記事のコメント1で記したとおりですので、お暇な折にでも見ていただけたら幸いです。
2011/03/21(Mon) 08:27 | URL  | クマネズミ #-[ 編集]
Resこんにちは♪
yukarinさん
お世話になっております。
トラックバックとコメントをありがとうございます!
今回の戦争映画は日本に関する話なので是非みたいと思いました。
今、思いましたが、日本は戦争映画少ないですね。
唐沢寿明分の変貌ぶりすごかったですね…。
竹野内豊も他のスタッフさんも今回悪環境の中よく頑張られましたよね。
実際に長く暮らすのはさらに壮絶だったのでしょう…。よくぞ生きてくれていましたよ。(涙)


2011/03/04(Fri) 16:33 | URL  | 愛知女子 #-[ 編集]
こんにちは♪
最初は唐沢寿明さんだとは気付きませんでした。
今までの役とは雰囲気が違いましたね。
竹野内豊さんも大場大尉役がはまってたように思います。
私も戦争映画は苦手なんですが、日本人として見ておくべきかなと思って観に行きました。
2011/03/04(Fri) 12:51 | URL  | yukarin #-[ 編集]
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